借りて読んでみた森先生の作品。
「 奥様はネットワーカ 」
表紙のイラストにかかる
赤と紫のグラデーションが良い感じで、
各英字はピンクにキラキラ光る
特殊加工が施されており、
(用語が思い出せない。。)
手元に欲しいなぁと思えた新書版。
右の画像、
帯なしの画像が見つかるとよかった
なんとなく押し売り色は出したくなかった
「ワーカー」ではなく「ワーカ」であることのこだわり。
ミステリ小説というのかな。
ネタバレにならない程度に言うとすれば
アガサ・クリスティが好きな人は
作品内に仕掛けられたトリックに
けっこう早く気付くかもしれない。。
デスノートを読んだあとだったので
なんとなく展開が読めてしまう。
犯人が誰、とかいう問題よりも、
展開のテンポのよさ、詩的世界観、思想観は
予想通りだった。満足。
いまさら、といえば、いまさら
なんだけど
完読しました漫画版「 ですのーと 」
8巻目くらいからかなり夢中になってしまった。
読後も、大きな余韻に浸ってしまう。。
最後の展開は読めなかった。。
個人的な好みの問題だけど、
この作者の画風はかなり好きなほう。
北方ルネサンスの巨匠、アルブレヒト・デューラーの
銅版画のような、硬質感が。
12巻はセピア調で、好きな人にはたまらないけど、
他の巻の表紙のイラストもいいなぁと思う。
なんとなく、黙示録的。
非情で激しい頭脳戦・心理戦が織り成される物語からは
相手の「裏をかく」だけではなくて
「裏の裏の裏をかく」くらいの周到さが
必要なのだと教訓を得る。
「裏」と「裏の裏の裏」は結局同じ面を指しているのだけど。
恵比寿から渋谷まで歩いてみる。
意外に歩ける。
良さ気な喫茶店まで見つかる。
今度入ってみたい。
最新号が出ていたので
買いました「へうげもの」
この漫画についていつか書きたいと
思いながら随分経ってしまった。
織部焼の古田織部が主人公。
WABI・SABI わびい さびい
信長とか秀吉とか、光秀とか家康とか
歴史の教科書に出てくるような武将が
わんさか登場してきて、
戦国漫画にかなり近い感じ。
だけど、千利休や長谷川等伯などの美術史の中でも
欠かせない人物が出てくるのがツボで。
脚色があるにしても、当時の人々の
美や工芸品に対しての価値観が知れるのが何よりも楽しい。
御茶碗などを手にして発する言葉の表現の豊かさもいい。
あと、ちょっと捻りのある各タイトルもいい。
最初の頃、非常に濃くて癖のある線描が
苦手だったんだけど、だんだん馴染んでくるように。
それでもやっぱり「濃い」ことには変わりが無いんだけど。。
親しい友人には強力にプッシュしたい漫画。
▲
わりと好きな作品。ウィーン分離派の展覧会のカタログの表紙。
これは当時の貧しい状況の中でも、買ってよかったなぁと思えるカタログで。
この前覗いてみたら、何故か古本屋で
5000円-8000円くらいの高値で売られていた。。
秀逸なデザインばかりコレクトされているというか
エッセンスが凝集されているというか
美術にルネサンス期があるように、
デザインにクライマックス期があるとしたら
このウィーン分離派時代だと思う。
(↑すいません、適当に言いました。)
ちょっと落ち着きました。
頭がまだくらくらするけれど、次のステップに向けて頑張ります。
多方面で良い報告ができるように。
あと、そろそろデザインの勉強を本格的にできるといいなぁと。。
コンプレックスを克服しないと。
理論を語れるデザイナーになりたいと思います。
いきなり、「アフォーダンスがねぇ…」とか
「オッカムの剃刀がぁ…」とか
言われてもタジタジでしたが。頑張ります。
とりあえず、構成主義と分離派は避けて通れない道なのか。。。
●
帰り、仕事がどんどん舞い込んでくるでしょう、と電車の占いに載っていた。
これからが、大変そう。
最近、漢字検定が流行りだけど、なんとなくその気持ちが分かった。
やり遂げる、とか、凱旋、とか、厨子、とか一瞬で書けなくてちょっと焦る。
漢検が流行る理由は入試に有利だからという記事があったけれど。
字を書く習慣は大切。
生きていく上で、どうしても書かなくてはならない書類があり、
必死で文章を、考える。書く。推敲する。やり直す。
言葉や思いを紙面に定着しようと努力してみる。
喫茶店で珍しくソイラテなんてものを飲みながら。
嫌う人はとことん忌み嫌うJ-POPなんてものを聴きながら。
たった今、席を立とうとした隣のオジサンの鞄が
ソイラテのコップにあたり
激しく机の上を平行移動する
眼を見開き、凝視
一瞬時間が止まったかと
危うくコップが転倒しそうになったが、
それは食い止められた
ものの、残っていた液体は机の上に激しく飛び散る
ほんの少し?
機嫌が悪かったので、
流石に笑顔は返せませんでした
睨んでしまってごめんなさい
頭の中をぐるぐる巡る言葉の渦。
言葉が見つからずぐるぐる。
19の「あの紙ヒコーキ くもり空わって」
懐かしい程、心に沁みる歌詞。
「ボクは「笑い方」を忘れてしまったよ」ってところは
いつ聴いても、どうしても、乾いた笑いを浮かべてしまう
最近、泣けるほど笑っていないなぁ。
紙ヒコーキの名は「メーヴェ」らしい。
一回プリンタから出力した自分の文章に
赤ボールペンで嗜虐的に「アカ」をぐいぐい入れる。
なんだか、コピーライターのよう。。
とことん自分を否定するように言葉を、文章を
消して。リライトして。腐った心も。薄汚い嘘も。消して。
とりあえずなんとか書けた、存在の証明。
まぁ、なんとか元気です。
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というか。駄文というか空想というか妄想というか混沌というか。表面的な適当なことしか書いてません。時間の無駄にならない程度に斜め読みしてください。