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誕生日からちょうど半年が経った。
厄年であるこの半年を振り返ってみると、
誕生日が悲惨だったのが象徴的な、そんな半年。
生活のあらゆる面で、災いが降りかかりすぎて
何から思い出していいのか分からないくらい。

総じて2006年は、よく生きてられるな自分、
というくらいテンションが低かった(自己反省)。
まわりにの皆様方にもご迷惑をおかけしました。
これからもっと頑張ります。


●さてさて

第一人者が書いたデザインの理論書を読んだ。
デザイナーやっててなんで読んでいないの!
ってくらい有名な方の有名な書籍。
Webだし…とか言って避けていたけど、
サントリー学芸賞をとっていることを知ったのがきっかけで
図書館に駆け込むことに。

一読して、

デザインすることは「既知のものを未知化」する、という指摘が印象に残った。
物事についてとことん思索し、追求することによって
今までそれを支えてきた常識や思想や観念が解体し、崩れ落ちる。
そこから新たな価値観を創出して、物事の本質に接近していく。

いささか逆説的な言い回しだけど、
新たな価値観を創造するときにはそういう経験が必然的に伴う。
「既知のものを未知化」するような経験、今までしてきたかなぁ。。。。

ともかく、もう四半世紀も生きていることだし、
クリエイティブなことを続けていく上で、
そろそろ自分の中で理論的支柱が欲しい頃。
喉から手が出るくらいに。

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Image77_00.jpg
2007年電子レンジの旅
 → 2006年末電子レンジの旅
とうとう耐え切れずに購入。
手頃な価格帯で、デザインはまぁまぁで、
トーストが焼ける、簡易オーブンも使える、ってだけで決定。


お金じゃ手に入らないものが欲しい、
とか言っているわりに
最近は物が欲しくて欲しくてたまらないときが。


●今月、いままでの消費。
真冬用コート。ストライプのマフラー。電子レンジ。カバン。

●今月、これからの消費。
靴。手袋。

●今後、できれば消費。
デジタルカメラ。スピーカー。間接照明。
そろそろ切実に自分のデジタルカメラが欲しい。
今持っているのは妹のオサガリ。もう、画質的に限界。

ライフスタイルを全部一新しないと気がすまないのか。。
ともかく、万単位の消費が連続。

 

「煩悩のおさえ方」(50円)。東寺にて好評販売中。


カテゴリでWebを作っていたのだけれど
全然活用していなかったので書いてみます。

↓洗練された和のエッセンス↓

■白銀屋
http://www.shiroganeya.co.jp/
昔はフルフラッシュで展開。今はhtmlになりより見易さ重視に。
白と黒の、ハイセンスでシックで、
なおかつシンプルモダンな使い方を見習いたい。

■多田屋
http://tadaya.net/
温かみのあるサイトデザイン。
ペン画のような、浮世絵のような、
味のあるイラストが心を落ち着かせる。

急いでいるときは鬱陶しいけれど
『浮遊感』は大切だなぁと最近は思う。


↓表参道ネタ↓

■BEYES Interactive Interior Winter Special
http://www.beyes.jp/editwall/
表参道でリアルなコミュニケーション。
最近流行っているインタラクティブコンテンツ。
夜中にこそこそメッセージを表示させてみた。
文字の塊が雪の結晶のようになる動きはなかなか。

■表参道akarium
http://akarium.jp/
暗闇の中で明かりを自由に配置できる。
明かりが強過ぎると文字が見えなくなってしまうという
ちょいリアルさが心をくすぐる。
谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』をふと、思い出させてくれる。

暗闇の中で食べる羊羹。

カーサブルータス ミュージアムの特集。
ここ最近、2号に1号は買いたくなってしまう特集を
いとも軽やかに提示してくれる。

21世紀美術館、青森県立美術館、国立新美術館など、
日本でも新美術館がどんどん出来ていると思う反面、
海外のミュージアムの建築の斬新性・奇行性に
度肝を抜かされることも。
既存の概念が覆させられる建築物。
ミュージアムはもはや単なる「ハコ」ではない。
そしてこの雑誌はやはり建築に強い。。

ミュージアムで食べられるランチ特集が面白かった。
海外までランチしに行く余裕などないのだけれど。

銀座メゾンエルメス、
いつの間にかリニューアルしていたみたいで。
写真展をやっているうちに覗きに行きたい。

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再び上洛。↑どこか忘れたけど、紅葉。

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■広隆寺
ちょうど老夫婦が目の前を通る。
絶妙な距離感覚。温故知新。

中学の修学旅行のときから目をつけていたお寺。
そのときは結局映画村に行くことになって行けず仕舞い。。
霊宝殿という建物で
国宝第一号の《弥勒菩薩半跏思惟像》を初めて生で見る。
《考える人》と良い勝負。

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■醍醐寺
紅葉と言えば醍醐寺。
たぶん広告でもそういったコピーがあったような気がする。
霊宝館はお休み中で入館できず。
修行中の若い僧侶を多数発見。

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■醍醐寺
紅葉と言えば醍醐寺。花見と言っても醍醐寺。
紅葉は終盤戦に近かったのだけれど、ギリギリ残っていました。

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■随心院
醍醐寺から北方に歩いて向かう。
小野小町ゆかりのお寺。そんな重要なことを知らず単身乗り込む。
「写るんです」級に劣化したような画像に。
本尊は如意輪観世音菩薩坐像。

人が少ないお寺は好感が持てる。
でも、随心院のウェブサイト(?!)を見たら
「桜塚やっくんが御来院されました」と写真が載っていた。
そうでしたか。

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■東寺(教王護国寺)
京都の顔とも言える五重塔。近鉄東寺駅からスグ。
中学のとき、このお寺を
「とうじ」と読むか「あずまでら」と読むかで
クラスが二分されるほどの大論争が起き、
激しい激戦が繰り広げられたような、ほろ苦い思い出が。

密教美術の宝庫というだけあって、
金堂には、巨大な薬師三尊像が安置され、
講堂には、五仏、五大菩薩、五大明王などによる立体曼荼羅が展開されている。

密教狭義を、体で感じろ、と言わんばかり。
化け物みたいな異形の仏像もあって、子供が見たら、たぶん泣く。

「煩悩のおさえ方」(50円)が好評販売中。

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奈良にも遠征。
↑どこか忘れたけど、紅葉。

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■奈良公園
鹿。後ろに見える建物は三月堂(法華堂)。
拝観料を払って仏像を見るだけの施設だけど
所狭しと並ぶ巨大な仏像群は迫力あり。
一番巨大だったのは不空羂索観音立像。

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■二月堂
お水取りで有名な二月堂。実は初めて入る。
奈良市街を一望。
絵馬のデザインに惹かれた。

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■二月堂のどこかに潜む
縁の下の力持ち。
こういうキャラクタに惹かれてしまう。
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■二月堂のどこかに潜む
動物愛護の精神?

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■浮見堂
絵になる風景。
奈良公園は心がのどかになれる。心が清らかになれる。
仏教が栄えていたのも分かるような気がした。。

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■志賀直哉旧居
新薬師寺へ行く途中にあったので寄ってみた。
かなり行き当たりばったりな旅。
とても良かった。人がいなくて堪能できた。
ボタン(家の玄関にあるような)を押すと
解説が流れるアナログな仕組みも。

和・洋・中の要素を建物の中に取り込んだかなり珍しい建築物。
志賀直哉自身が設計?ディレクション?したみたいで
なんでもできる万能の人だったのかと。

「暗夜行路」はこの家から生まれたらしい。
何かの縁です。今度読まなければ。

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■新薬師寺
奈良公園からずっと南に歩いていく。
かなり遠い。けど、
薬師如来とそれを取り囲む十二神将(円形配置)は見応えあった。
隣には鏡神社というミステリアスな名前の神社もある。

近くに奈良市写真美術館があったのだけど休館日だった。残念。
外観は正倉院がモダンになった感じ。

この旅で、千手観音は二十八部衆、で
薬師如来は十二神将、という関係が
ようやく理屈抜きで体感できるようになったと思う。

ケータイアプリ版「くるくる回せる十二神将」が販売中。
買って出てきたQRコードにケータイでアクセスすると
アプリをダウンロードできてくるくる回せて遊べるらしい。
面食らったビジネス。
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■新薬師寺
門をくぐると金と銀の蛙がお出迎え。

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■元興寺
やや奈良市街の方に戻る。
世界遺産という言葉に弱いので前々から気になっていたお寺。
入り口の拝観料を払うところで
5分間くらいおばさんに丁寧に解説を受けた。
今残っている部分は昔の大寺院のごく僅かな部分で、
昔は奈良最大級のお寺だったらしい。

日本で一番古い瓦?が未だに使われているらしく
明らかに茶色に変色している瓦がそれにあたるらしい。

ともかく、一人でお寺に行くと
「何かあった人だな」と思われるのを痛感した。

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■古都奈良にも
グラフィティアートというのか、一種異様な光景。
景観は大切に。
奈良も大通りを外れた、脇道をふらふら歩くのが楽しい。

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■興福寺五重塔
夕暮れの興福寺。国宝館では阿修羅が常時閲覧可能。
仕事で阿修羅をモティーフにした
ビジュアルを提案したのを思い出す。
三面六臂(顔が3面、腕が6本)。摩訶不思議。

温故知新。

以和為貴。

姉三六角。

というわけで先週、
ふと思い立ったように旅に出かけた。
夜行バスの行き先は「京都」。
目的は「自分探し」(本気なんだか嘘なんだか)。

どこか行きたい。
でも、観光名所やお店を調べるのは大変。
でも、旅気分を味わいたい。美味しいものを食べたい。
というときは必ずと言っていいほど、
昔住んでいた京都に。

ガイドブックなんて、要らない。

目指せ京都ナビゲーター。
来年はきっと、京都検定受験。

以下デジカメ写真↓あまり写りがよくなくてごめんなさい。

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■鴨川
京都駅から歩いてスグ。
この川を見ただけで心の半分は満たされる。
東京でいう神田川。
パリでいうセーヌ川。
ロンドンでいうテムズ川。

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■京都国立博物館・三十三間堂
館内のお庭にはロダン「考える人」が。
到着したのは9時、博物館は9時半からだったので
近くの三十三間堂を先に回る。
早朝の、冷え静まった境内の中で息がとまる。
夥しい数の黄金仏はいつ見ても良い。
1001躯ある仏像の本名は
「十一面千手千眼観世音菩薩立像」(長い)

一番最初に入ったお寺なのに
いきなり旅のクライマックスに来てしまったような
「なんだか、お寺巡る順番を間違ってしまった感」が
心地良かった。予想外、万歳。

三十三間堂内部の写真を使った広告で
(父子の会話)「おい、お父さんを尊敬してもいいんだぞ」
というコピーの入った広告が貼ってあった。
いつか子供を連れて三十三間堂を拝観することになるのだろうか。
二十八部衆の姿を見て泣き出しそうだけど。

という、人生三度目の三十三間堂拝観。

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■風神雷神
といえば建仁寺。俵屋宗達。
京都の大学時代のレポートで
風神雷神図をピックアップしたハズなのに
何も思い出せない。記憶とは儚いもの。
どちらかの神様の手の形が無理矢理すぎて
キュピズム的要素が指摘できる、とか本で読んだ気がする。
四条付近を歩いていて偶然発見。下はパチンコ屋らしい。


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■ファーストキッチン
青バージョン。珍しい。景観保護のためなのか。
マクドナルドの看板色も赤ではなく茶色だったり。

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■上賀茂神社 (賀茂別雷神社)
ちらほら紅葉。この神社、北に位置しているだけでなく
高所にもなるので寒さが厳しかった。

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■上賀茂は
京都の世界遺産で行っていないお寺だった。
神社の人が内部を案内・解説してくれた。
本殿には緑色の髪をした金の狛犬と
青色の髪をした銀の狛犬がいて
金銀・緑青と好対照をなしていたのだけれど
とくにブルー&シルバーの色彩感覚が斬新だった。
Webデザインで使えないかな。
写真に撮れなかったのが残念。

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■夜の八坂神社
情緒溢れる夜の繁華街。
祇園や四条付近は夜になると髪が派手なホストが多くなる。
東京と変わらないなぁと感じる部分も。
薬物事件がかなり発覚しているらしく、
薬物防止のための標語が多かった。

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■銀行
旅といえども持ち物はカバン一つ。
昔みたく一眼レフとコンパクトカメラを
両方持って行かなかったのでかなり軽装備。
銀行があれば何も困らない。UFJも反転していた。

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■京都駅
相変わらず巨大なターミナルステーション。
蝋燭のような京都タワーも健在。
お土産は、黒ゴマ味の八橋。

s1_p4.jpg世田谷美術館でやっていた「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢 アンリ・ルソーと素朴派、ルソーに魅せられた日本人美術家たち」を見てきた(長い)。

セタビはアクセスが非常に悪いのだけれど、タクシーを使ったらそうでもなく。今後はタクシー通館しようかと。

「素朴派」と呼ばれる画家の作品が紹介されていて
「あぁ、素朴だね」で終わるのかと思いきや、
素朴派の影響を受けた日本人の画家の作品や
影響を受けた写真家の写真作品など、
なかなかボリュームのある構成だった。

s1_p2.jpg最初にルソーの作品を存分に見てしまうと、
その後に出てくる他の作家の作品を
ルソーの作品と比較対象しながら
見てしまうようになっていた。
人間心理を巧みに利用しているような
展示構成。

写真への影響関係は実は知らなくて
目からウロコ、
学問の世界って奥深い。

ルソーは下手をすると、
「パブロ・ピカソやシュルレアリスムの画家に
影響を与えた、先駆者。」
という解釈もできるみたい。
案外ルソーは素朴な人ではないのかもしれない。
(でも人柄的には良い人っぽいです)

新たな発見がいろいろあって行ってよかった展示。
個人的には岡鹿之助という画家の作品が好きになって
ポストカードを買ってしまう。

あと、館内で配られていた子供向けのパンフレットが
画家のイメージイラストが描かれていたり、
折りたたみ方がちょっと変わっていたり
面白くて気に入ってしまい
誰かに見せたい欲が出てきてしまった。
カバンの中に携帯中。

上・「熱帯風景、オレンジの森の猿たち」1910年頃
下・「サン・ニコラ河岸から見たサン・ルイ島」1888年頃

会社の同期と先輩と飲むことになった。
土曜日なのに・笑

大愚痴大会になるのかな、
面白いネタでも出来たのかな、
お洒落なお店を紹介してもらえるのかな、
と期待しつつ。

その店の名前は「迷宮の国のアリス」
http://www.diamond-dining.com/alice/
(スプラッシュムービーにSKIPボタンはあった方がいいと思う)
ナイスセレクトな、予想外の展開に驚愕&感嘆。
エンタメ色が入るなんてさすが広告業界プロデューサー。

アリスと言えばルイスキャロル。
ロリコン写真家、文学者、そして数学者、論理学者でもあったそうで。
読めば読むほど、子供のときには気付かなかった
文章構成の秀逸さや当時の時代背景・社会的価値観が浮かび上がってきて
名作とはこういうものかと、今更ながら感嘆している次第。
とか言いつつ、未だにキャラクタを混同していまうのだけど。

最近はとくに論理学者だったという側面が気になって気になって。
「くまのプーさんにおけるパラドックスについてのお話」を先日聞いたばかりで、
論理学と物語は切っても切れない関係にあることを思い知らされた。
ロジカルな視点から文章が書けるなんてすばらしいこと。
いつか論理学を学んでみたい。

お店の方は
アリスってメイドさんだったのかとか、
あぁ、クリスマス近いなとか、
スタッフ教育が行き届いていたように感じた。

メニューの名前も、
「チェス盤のオードブル盛り合わせ」
「白うさぎの砂時計フレッシュトマトとアボカドのサラダ」
「眠りねずみも目をあけ大はしゃぎ」とか、
名前だけだと想像がつかないものまであって、なかなか洒落てる。

コンセプトカフェ、とか、コンセプトレストラン、最近は非常に多いけど、
いつか自分オリジナルコンセプトで店舗を作りたくなった
もちろんWeb Siteも凝る感じで。
なんて、思いつきを書いてみる。
真剣に取り組んでいる方々、ごめんなさい。
とにかくもっといろいろまわりたい。

一人暮らしの友、レンジ君が壊れた。
ので、診察してもらったら。

「もう駄目ですね。」

「そうですか、もうどうしようもならないんですか…。」

メニューパネル部分の接触状態が悪いらしく、
修理費を一万払うか、新しく買いかえるか、の二者択一に。
奇跡的にたまに回復して使えるときがあるので
なんとか来年まではもたせたいと思う。

ホットミルクが飲めない、
冷凍ごはん、冷凍保存してあるパンが解凍できない。
と死活問題に発展しかねない。
今年はつくづく厄年だと思う。


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HN:
thr
性別:
男性
職業:
web design planning
趣味:
art photo travel
自己紹介:
Artの世界とWebの世界の狭間に生きています。ゆるりゆるりと駄文を綴る毎日。

というか。駄文というか空想というか妄想というか混沌というか。表面的な適当なことしか書いてません。時間の無駄にならない程度に斜め読みしてください。
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